仕事で泣いたこと①
基本的に仕事とプライベートだと、仕事を優先しがち。他の人から、「ワーカホリック」といわれることもある。仕事がうまくいっていないと凹むくらいな人間。
数年前までは。仕事!仕事!!仕事!!!
仕事が楽しくて、大好きで、常に仕事のことを考え、過ごしていた。休日なんて関係ない、そんな過去のお話。
仕事で泣いたのは、3回。そのエピソードの1つ目を書こうと思う。
「全然終わらない。」
24時を回っても、メールの返信がしきれていない。校正はようやく終わった。しかし、原稿の校正用紙をPDFにして、送らないといけない。
朝8時から仕事をしているのに、どうして終わらないんだろう。大好きな仕事だけれど、ちょっと疲れたな...。誰もいないオフィスでいろいろ考えてしまう。(考えても何も変わらないからね、手を動かそうねと思いながら書く今の私。)
「ねーねーこんな時間なのにまだ終わらない」とのコメントをつけて、時計の写真を送った。すぐさま返信が来る。「手伝ってあげられなくてごめんね」と。(ちなみに上司ではないし、彼氏でもない)
こんなこと誰にも言われなかったのと、24時を回っているのと、最近疲れていたのと、全てが重なって、初めて会社で泣く。
ぐすぐすしながら、原稿をPDF化する。ただ、こういうときに限ってPDF化がスムーズにいかない。ピーピーと赤のランプマークがつき、唖然としながらプリンターを開ける。こういう時、漫画だと、誰もが憧れる、かっこよくて仕事ができる人が「どうしたの?」と助けてくれるシチュエーションだけれど、現実世界は、そんな甘い世界ではない。
くしゃくしゃの原稿を引っ張り出し、伸ばして、再度チャレンジ。
ふぅー。できた。
何とかPDF化し、原稿をメールで送る。ようやく本日の業務終了。
という1回目の泣き。
ちなみに、このような感じで仕事をしていたら、3ヶ月後に体調を崩した。でも、自分の限界はどこかをきちんと把握する良いきっかけになったと思う。この限界まではしてはいけないということを理解したのでした。
この時は、コンテンツの制作に携わり、必要としている人に届けるということ、それだけを楽しみに頑張っていた...。
次回へ続く。