『「やり抜く力」を脳画像で予測する!』?!!
先日、ちょっとびっくりするようなニュースを読みました。
『「やり抜く力」を脳画像で予測する! 目標を細分化してゴール達成の支援にも期待』というニュースです。
研究の概要は、
脳の最前部にある前頭極※1の構造の特徴を利用して、複数の課題における「やり抜く力」を80パーセント以上の精度で予測する手法の開発に成功したというもの。また目標設定を細分化することで、目標達成に向けた行動と前頭極構造の可塑的変化※2が促進されることがわかった。
というもの。
80パーセント以上の制度で予測できるのは、すごいですよね。
でも、「やり抜く力」がないからダメだ―ではなく、このような人でも、
興味深いことに、「やり抜く力」の傾向予測手法の結果、「やり抜く力」が低いと予測された人であっても、目標を細分化して小さい目標ごとに達成感が得られるような学習プログラムを用いると、最後までやり抜くことができた。そして、この学習プログラムに取り組んだ人は、通常の学習プログラムに取り組んだ人と比べて、より明らかな前頭極構造の可塑的変化を示していた
とのことです。よく小さな成功体験を積むことが大事という話を聴きます。小さな成功を積み重ねていくことにより、少し難しそうなことでも「この前もできたのだから大丈夫!やってみよう」と思えるということですね。
気になるのは、「どのように目標を細分化したのか」というところ。個人によって、細分化の適切さが異なると思うので、非常に気になります。
やるべきだけれどなかなか気が乗らない場合に上手にサポートしてくれる、そんなツールになるといいなと思いました。(完成した暁には、ぜひ私もこのツールを活用してみたい!)