関係性を築くことの大切さ
3月末から始まったテレワーク。
最初は化粧もしなくていいし、早起きしなくていいし、通勤時間もないし、最高に楽だなと思っていた。
でも、テレワーク、つまり、会議が全てオンラインになってもOKなのは、きちんと良好な関係性を築けている人々の間みなのではないかと思うようになった。オンラインだからこそ、PCというフィルターを通しているからこそ、なぜかきつくなる言葉。最初の一言目から、ファイトモード?!!これが積み重なると、衝突という大きな大きなものを置いていく。
もしかしたら、よい関係性が構築できていたら、すぐに解消できるのかもしれないけれど、そうでない場合、どんどん悪い方向へと進んでいく。そして、対面になったときでもこの状況が続く。
目指すべき方向は同じはずなのに、どうしてこうなってしまうのだろう...?
他の部署、会社はどうやって解消しているのだろう?ととても気になる。
こういうときって、雑談タイムを無理やり作っても状況は変わらないものね...。
葛藤
本当はやりたかった。携わりたかった。参加したかった。
半年程前、仕事で役割変更があった。5年間携わっていた役割から離れることになった。
私の中では、「今回も携われるんだ!」と思っていたので、ショックだった。
理由は、「過去を引きずるから」らしい。
今考えると、過去のよい内容は引きずるだろうし、効率化できるところは「こうした方がよい」というと思う。でも、当時は、辛かった...。「次はこうしたい。こういう部分を、こんなふうに変更したい」という思いをこの5年間少しずつ溜めてきていたから。
おまけに、席が私がやりたかったことを行っているメンバーに囲まれた場所。
当たり前のように今検討している内容が話題にあがる。しかし、参加できない。
毎日が地獄のようだった。
だから、必死で聞かないようにした。見ないようにした。「私には興味ないこと」と常に自分自身に言い聞かせた。
二ヶ月くらいたつと、本当に興味がなくなってきた。この話題のみ聞こえなくなってきた。(本当に。)
良かったと心から思った。
しかし、先日「〇〇は、(わたし)に訊くといい。深く教材研究していたようだから」という話があったと聞いた。(私は出張に出ていたので参加できなかった会議でとのこと)
「うそでしょ...」
困る。とても困る。
なぜなら、「いやになってやらなくなった仕事ではない」から。むしろ、「やりたくてもできなかった仕事」だから。
必死で見ないように、聞かないようにしてきて、ようやくそうなってきたこのタイミングで関わりたくないな。
戻りたくなってしまうだろうから。この役割に。
濃くかかわりたくなってしまうだろうから。この仕事に。
葛藤・・・
実際は、私に関わる/関わらないの選択肢はないけれど(笑)
冷静に関われるだろうか。大丈夫かな、私。
別の立場になって分かること
先日、とあるものの説明会&質問会が開かれた。主催は開発(・制作)側。参加者は、その他大勢といったところ。
参加者からしてみれば、「未知のもの」。開発側からしてみると、「散々付き合ってきたもの」。
参加者は、どんどん質問する。「〇〇という機能はある?」「ない」のやり取りが続くと、だんだん開発側の口調が怒りっぽくなる。この空気を察知した参加者は「もう、大丈夫です」と遠慮をし始める。
こうなるともう、ディスカッションにはならない。
今まで開発側に立ってきたので、開発側が怒りっぽくなる気持ちも十分わかる。
「短い期間で、だれにも頼らず悩んで、悩んで、悩んでここまで形にしたのに、どうして、これまで何もやってこなかった人にごちゃごちゃ言われないといけないんだ!まるで、これは“ダメだ”と言われているみたいだ」と。もう痛いほど気持ちが分かる(笑)
ただ、参加者側からすると、「否定しているのではなく、分からないことが多いので、“知りたい”」のだ。うん。
「オンライン」で「顔が見えない」のは、こういう時はつらいね...。
ただ、1つ言えるのは、「自分自身は(忙しかったので)使用しなかった。だから、その機能は付与しない」という考え方は、開発としてはNGだということ。チームのメンバーが使用することになるかどうか?という観点でみないといけないと思った。
ユーザーのことを考えるということはもちろんだけれど、運用に関してもきちんと考えないと、後で辛くなるから。
チームのメンバーがあとで苦労しないように考えるということがスマートである。
『「やり抜く力」を脳画像で予測する!』?!!
先日、ちょっとびっくりするようなニュースを読みました。
『「やり抜く力」を脳画像で予測する! 目標を細分化してゴール達成の支援にも期待』というニュースです。
研究の概要は、
脳の最前部にある前頭極※1の構造の特徴を利用して、複数の課題における「やり抜く力」を80パーセント以上の精度で予測する手法の開発に成功したというもの。また目標設定を細分化することで、目標達成に向けた行動と前頭極構造の可塑的変化※2が促進されることがわかった。
というもの。
80パーセント以上の制度で予測できるのは、すごいですよね。
でも、「やり抜く力」がないからダメだ―ではなく、このような人でも、
興味深いことに、「やり抜く力」の傾向予測手法の結果、「やり抜く力」が低いと予測された人であっても、目標を細分化して小さい目標ごとに達成感が得られるような学習プログラムを用いると、最後までやり抜くことができた。そして、この学習プログラムに取り組んだ人は、通常の学習プログラムに取り組んだ人と比べて、より明らかな前頭極構造の可塑的変化を示していた
とのことです。よく小さな成功体験を積むことが大事という話を聴きます。小さな成功を積み重ねていくことにより、少し難しそうなことでも「この前もできたのだから大丈夫!やってみよう」と思えるということですね。
気になるのは、「どのように目標を細分化したのか」というところ。個人によって、細分化の適切さが異なると思うので、非常に気になります。
やるべきだけれどなかなか気が乗らない場合に上手にサポートしてくれる、そんなツールになるといいなと思いました。(完成した暁には、ぜひ私もこのツールを活用してみたい!)
EdTech導入補助金とは?
経済産業省が進めているEdTech導入補助金(令和元年度補正 先端的教育ソフトウェア導入実証事業)。
HPには、下記のように記載してある。
EdTechソフトウェア・サービスの導入補助により
学校等教育機関および学校等設置者(自治体教育委員会、学校法人、NPO法人等)と
教育産業の協力による教育イノベーションの普及を後押しします。
かなり端折って言うと、端末(GIGAスクール構想)は文部科学省が頑張る。「活用するアプリは最初は、経済産業省が頑張る」といういもの。
ここでいうEdTechソフトウェアとは、児童・生徒の学習に直接役立つものとなっている。つまり公務システム単独で実証を行うことは不可ということだ。(児童生徒の学習に直接役立つものと組み合わせればOK)また、電子書籍やデジタル教科書も補助の対象外とのこと。
「端末導入に予算を当てているので、EdTechソフトウェアまで予算つけられない。でも導入したい」という自治体にとっては、追い風だと思う。下記に交付申請を予定している又は検討段階にある事業者が掲載してあるので、ぜひご覧ください。(毎日更新されている模様)
スケジュールは下記の通り。
今回のコロナウイルスの影響で後ろ倒しになっている。
・交付申請期間:2020 年 6 月初旬~2020 年 7 月中旬
・交付決定:2020 年 8 月下旬
・事業実施期間:2020 年 8 月下旬~2020 年 12 月下旬
・完了報告期間:2020 年 10 月上旬~2020 年 12 月末
その後も活用し続けるにせよ、事業実施期間が4ヶ月と短いため、慣れるまでの時間をどのくらい短縮できるのかが、かなり大事になってくるはず。コミュニケーションを取る期間が短いはちょっと大変そう。
また、今年度は端末整備の年としている自治体にとっては、なかなかチャレンジしにくい実証なのかも?しれない。来年度もこの事業、継続するといいな。
2020年5月17日シューイチ 「コロナ禍の教育現場は」を観ました
今朝、日本テレビのシューイチ、中山のイチバンにおいて、「小学校校長に聞く コロナ禍の教育現場は」というものが放送されました。
Twitterでつぶやいていたので、簡単にまとめておこうと思います。
今回オンラインで出演されたのは、埼玉県戸田市立戸田東小学校͡小髙美惠子校長先生でした。小髙校長先生は、新しい学校様式になったとしても、量だけではなく、きちんと学びの質を担保していくということをおっしゃっていました。
分散登校&オンライン授業になるはず。オンラインカリキュラムの作成を行わないといけない#シューイチ pic.twitter.com/oD1L18tMJI
— Mika (@Mika_1226_Ichi) 2020年5月16日
新しい学校様式として、学びの量だけではなく、質も確保していく。#シューイチ#戸田市立戸田東小学校
— Mika (@Mika_1226_Ichi) 2020年5月16日
6/1から学校が開催されたとして...
— Mika (@Mika_1226_Ichi) 2020年5月16日
夏休みは9日間冬休みは2日間授業を実施したり、土曜日に5.6回授業を実施すると、標準時数はクリアできそう。#シューイチ#戸田市立戸田東小学校
また、「9月入学に関してどうですか?」という問いに対しては、下記のように答えられていました。
9月入学は、今は無いのではないか。なぜなら教育の土台を全て変えなければならないから。
— Mika (@Mika_1226_Ichi) 2020年5月16日
今は、子どもたちの学びに力を使わせて欲しい。#シューイチ#戸田市立戸田東小学校
5分~10分程度の放送でしたが、このような形で学校現場の今を知ることができ、とても良かったです。
また、夏休みや冬休みに授業を行う際、子どもたちは「休みが減っちゃったー残念」という感想かもしれません。ただ、先生方は休日返上のため、何らかの対応は欲しいと思いました。本当は代休という形で取得できれば良いと思うですが、なかなか厳しいですよね...。また、埼玉県内でも様々な学校があると思うで、一律には決められないとは思うのですが、働く先生方にとってよい方向に進むといいなと思います。
私が学生時代を過ごしてきた山梨県はどうなんだろうな。
「主体的に学ぶ」とはどういうこと?
先日会社の打ち合わせで「主体的に学ぶ」という言葉が書かれていた。
どういう意味だっけ?と真剣に悩み始める...。
一人で学習ができたら、主体的に学んでいる?
例えば、「これをやりなさい」と言われて、仕方なく一人で学習した時は?
他の人に訊いても、自分で悩んで考えて答えをだせたら主体的に学んでいる?
うーん。図書館に駆け込みたいな。