30
30。
この数字は年齢。私は、「年齢はただの数字」だと思っていた。女性も男性もいくつになったからこうというということはないと思っていた。
でも、(私だけなのかもしれないが)女の「30」は違うと実感した。
それは29歳になったある日の飲み会。
「いくつになったんだけ」
「29歳です」
「そうか。もう30歳だと思った」
「ちがいますよ~まだです」
この飲み会からというもの、飲み会での怒涛の「公開年齢確認」が始まる。
それは、29歳、30歳になっても続く。
「いくつになったんだけ」
「30歳です」
「そうか。まだ29歳だと思った」
「もう、おばさんです。」
なぜ?どうして?
いままで年齢で何かを言われたことはなかった。大学生の時、若いねーいいねー位は言われたことはあるけれど。
ちょっとしたからかいで言われるのは別に気にしない。正確には、「言い返すことができる人」から言われるのは、言い返せるので気にしない(笑)
正直、あまりにも言われすぎて、「どう返すのが正解なのだろうか?」と悩んでいた時期もある。私の返答の仕方によっては、飲み会の雰囲気を壊してしまうから。からかってもらえるだけ良しとすべきか。いまだにわからない。
女性の30歳は特別ですか?